水害を防ぐー監督:棟近 祐樹の仕事
現場概要
現場名 | 絹延1号雨水準幹線管渠築造工事 |
現場住所 | 兵庫県川西市美園町11 |
工期 | 平成29年9月13日~平成30年8月31日 |
この工事の目的雨水排水管の増設により、山側から流れる雨水の処理能力を高め、水害を防止する。
大まかな工事内容既設道路の7.4m真下にあるΦ1800mmの雨水管に新たに雨水を取込む為、深さ8.7mの立坑を掘削し、真横から推進工にて既設雨水管(Φ1800mm)と立坑を繋げる。土留工にて立坑横を開削し水路としてボックスカルバートを設置し、推進管とボックスカルバートを抱き込むように特殊入孔を築造する。
この現場で苦労した点建物と道路・歩道に隣接した狭い工事現場内で、大型重機による特殊入孔用の立坑を掘削する作業を行う時、架空線の損傷防止及び通行人の誘導などに苦労した。
この現場で安全や地域に配慮した点お年寄りが多い地域で、少しの段差でもつまずいたり転倒することが予測されるので、できるだけ小さな作業範囲に専用帯を設置した。また、電気線も歩道を横断させない為、現場点滅灯をソーラーバッテリーにて設置した。
この現場のやりがい・がんばった点ケコム工法(立坑工)及びベビーモール工(推進工)の施工管理をするのが初めてだった為、わからない事も多く心配だったが、安全に施工できるように事前打合せ・情報収集などをしっかり時間をかけて行った。
監督紹介
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棟近 祐樹 1級土木施工管理技士 2013年1月入社 |
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○趣味:文房具収集 ○特技:早起き ○座右の銘:継続は力なり ○休日の過ごし方:家族でイオンモールに行く |
今後の抱負、この仕事を通しての夢など工事の入札に参加して落札し現場の代理人になり、現場を納めるまでの工程を一人で出来るようになる。
仕事で大事にしていること仕事の段取り(測量・材料発注・役所打合せ)を綿密に行い、協力会社の施工が手待ちにならない様にしている。
仕事のおもしろい所自分が手がけた仕事が形になって残るので、その場所を通るたびに家族に自慢できる。
仕事のむずかしい所修正ややり直しがあると赤字になることがあるので、現場の内容をよく把握した上で、測量位置出し・高さ設定・延長・幅等を決める。